多摩百山の強い味方 復刻版 奥多摩本

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正式には、

      復刻版
  奥   多  摩  —山・渓・峠—
             宮内敏雄

 この本を知りえたのは、以前ヤフーブログを書いている時に他の方が書かれてた記事を目にしたことからだった。いろいろネットで調べ在庫ありになっていたアマゾンでは驚く金額で販売されていた。ちょっと手が出ないが最初の感想だった。ただ、奥多摩の山山を歩いていると、この山の由来は何だろうか?今の山の漢字と違う漢字で書かれた指導標を見るといったい本当はどちらだったのだろうかと?思うことが多くなりどこかの古本屋さんに販売していないか?調べることが多くなった。そしてやっと数年前に阿佐ヶ谷にある”穂高書房”で見かけたという情報を手に入れて、早速行ってみた。写真は残っていないが、子供の頃の古本屋さんのイメージを思い起こさせるような古本屋さんを見つけた。そこが、穂高書房さんだった。こんにちは~と声をかけるとうず高く積み上げられた隙間から、ご主人が顔を出して、何の本探しているの?ととてもきさくに話し掛けてくれた。たくさんの山岳関連の本があったので自分で探すことは不可能に思え、宮内さんの奥多摩本がほしい旨を伝えると、目の前にあるよ。と教えてくれた。ずっと探し求めていた本だったので宝ものに出会った気持ちとはこう言うことなんだと思った。中見てもいいですか?とお聞きするともちろん!と言われたのでお言葉に甘えてゆっくりとページをめくり、自分が登った山の詳細が書かれている箇所を読んだ。本棚には初版本と私の持っている復刻版が仲良く並んでいたが、初版本はさすがに手が出なかったので、復刻版を購入させて頂いた。恐る恐るおいくらですかとお聞きすると、他にも奥多摩関連の本が何冊も買える金額だった。ご主人にアマゾンだとこの金額で出品されていたけど提示して頂いた金額でいいのですかと再度お聞きししてしまう程ほどの値段だった。他にも奥多摩関連の本が欲しいんですがお聞きすると、この本読んでから又来てよと言われた。それから、数年が経ちコロナの最中に穂高書房のことを思い出して、高円寺駅か阿佐ヶ谷駅か分からなくなり、検索すると驚くことに2019年8月に亡くなられたと書いてあるブログを目にした。通勤で使う路線が変わってしまったため一度きりしか訪問出来なかったがとても残念でならない。改めてここに穂高書房のご主人のご冥福をお祈りしたい。そして是が非でも多摩百山は完歩すると誓った。
 

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Boo

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