赤杭尾根合流地点から、古里駅まで 2020/10/04 ①

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赤杭尾根合流地点からエビ小屋山との分岐

合流地点から少し経つと、周りがガスって来た。ここから先はさほど危険な個所はないがあまり気分が良いものではない。おそらくこの時間、この尾根を使って登り下りをする登山者もいないだろう。

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ますます視界が悪くなって来た。おぼろげに見える木の切り株がクマの姿に見えたりもして、一瞬身構えてしまう。クマ鈴の効果の程は、どれほどあるのか分からないがここは周りに他の登山者がいないのでジャラジャラ鳴らしながら進んだ。

そう言えば、熊対策品として販売されていた熊よけ鈴に付いていたタグには、こんなことが書かれていた。熊の生息地に入る時、音を出すなどして人間の存在を知らせることが大切です。

そして、その下に、こんなことも書かれていた

※但し、人に興味を持っている熊も存在しますので、万一、襲われた場合の対処方法など知識を身に付けましょう。また、現地の熊出没情報など収集して置くことも忘れずに!

対処方法とは、顔を噛られないようにザックを上にずり上げてうつ伏せになるしかないのか、はたまた、熊よけスプレーを噴射するのか?傘を広げて熊に熊より大きな姿に見せて熊を驚かせるか?究極一手、熊に襲われたら仰向けになって柔道の巴投げでも喰らわすのか?とにかく、出会わないことを祈るしかないのだろうと思う。前にもブログに書いたかもしれないが、昔クマの親子に至近距離で会った時、一瞬フリーズしてしまい熊と睨めっこしたことがあった。あまりのサラブレッドのような 毛艶 のよさ引き寄せられそうな気さえした。幸いなことに静かに後ずさりをして、来た道を戻り別の道で下山出来たが今考えても恐ろしい思い出だ。それがトラウマになって切り株がクマの姿に見えるのかもしれない。

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少しの間だったが、両腕で草をかき分けて進む

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ガスった時の下りはいつもより慎重になる。ここはやせ尾根だったし

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ここは、エビ小屋山との分岐。今日はエビ小屋山はパスさせてもらった。

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エビ小屋山との分岐から作業道

ここから、しばらくジグザグに道が付けられていて、高度を下げて行く

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先ほどの、エビ小屋山分岐までの道は、ほとんど高度が下がってる気はしなかったが、ここは確実に下がっていることが実感できた

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疲れてきた足には優しい道が続く

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作業道と道を合わせた

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このあたりで、ガスが取れてきた。先ほどまで下ってきた道は、川乗山へと続く赤杭尾根だと言うことが分かる指導標

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作業道から古里駅分岐

作業道歩きがしばらく続く

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途中、疲れてきたので道の脇にザックを置いてストレッチをした。まだ、赤久奈山が残っているのでもう少し頑張ってもらわないと・・・

 

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先ほど有った川乗山の指導標から歩くこと、18分(ストレッチタイム含む)ほどで古里駅方面の指導票が出て来る

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この道を進んで行く

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今日はこの辺で

 

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Boo

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