この日は、山の村を過ぎたあたりから足が重かった。
前に足が進まない状態が続く。
ちょっとした登りになると途端に、疲れがどっと出る
最近怠けて低山歩きしかしていなかったツケが来た。
逃げるに逃げれない状態ほどきついものはない
樹林帯歩きから、辺りが開けた道になる
廃仏毀釈の関係か?後ろの石仏の頭がない
時々見かけるが、悲しい気持ちになることがある
こうして写真を見ていると眺めのいい場所に思えるがこの時は
心臓バクバク状態
精鋭チームが途中途中で、待っていてくれるのですが、歩き始めは背中を見ることが出来ても、あっとゆう間に見えなくなるの繰り返し
時々、雲の陰から霊峰が顔を出すのでが、五合目にたどり着ける自信が全くない。夢遊病者のように歩くしかない
乱れた息を整えられる、平坦な道
元気な頃なら高速道路なんて呼んでいたが、今は恐れ多くて書けない
枯れ沢を渡る精鋭部隊
ご丁寧に、ここの沢渡りますよ~教えて頂く
地図見る気力も失せる・・・ソロなら遭難ものである
霊峰が、ここまで来てみろや!と言っているような気がしたが、
目をそらすしかない
そして、最後に倒木地帯をくぐったり跨いだりの連続となる
歩くのもやっとなのに、まるで障害物競争をしているような道に残り少ないHPもすでに底をつく。MPなんてとうにない
そんな状態で、五合目ボスに勝てるんだろうか
どうしたらいいのかと悩む道も
上から精鋭部隊が、声掛けをしていただくが
こちらは疲れ果てて声が出ない・・・わずかに手を振るだけ
自分の体力のなさに涙が出て来る
どうにか、五合目まで着いたよう
あとは、横移動
最後に集合写真
このあと、精鋭部隊は車中で仮眠を取り、ご来光登山をするとのことでしたので足手まといになるので、私はここでリタイヤ
精鋭部隊は、天気があまり良くないとのことでこの日は、剣ヶ峰を諦めたそうです。
おしまいです