入小沢ノ峰からヌカザス山(糠指山)
ここからは、オツネの泣き坂を下りヌカザス山に登り返すコースである。
そろそろ脚に踏ん張りが効かくなり下りの厳しいこのコースは慎重に歩かないと怪我をする可能性もある。
緩やかに下り始める
疲れた脚にはトラロープは本当にお助けロープに思えた
この下りは、一気に下れそうなのでスピードアップを試みるもさほど早く進んでいるとも思えず、ゆっくり歩くことにした(笑)
下りから道が変わり登りになり始める
この注意書きは、下から登って来た人が、オツネの泣き坂に差し掛かるときに見る、木に括り付けられているものです。
朽ち果ててしまった指導標
ヌカザス山への登り返しの開始
歩き始めて5時間半近くたちこの登りは辛いものがあった
ムロクボ尾根とヌカザス尾根の分岐
あれま!ここにもいたずら書きが・・・ヌカザス尾根かムロクボ尾根を登ってきた犯人の仕業だろうか?とれとも都民の森から登り、この二つの尾根のどちらかを下りに使ったのか?ご丁寧なことに、山名の白い文字まで同じマジックで塗っていた。
ヌカザス山到着この山頂名板は無傷だった。と言うことは犯人はムロクボ尾根を使ったものの犯行だろうか?
みなさんは、漢字とかなかな名とどちらがお好きかな?
ヌカザス山からイヨ山
ヌカザス山からは左から回り込むように露岩道の下りになる
途中途中に木々があるので、うまくつかまりながら慎重に進んだ
しばらく下りが続き、ヌカザス山から17分経った平坦な場所で、小休止を取る
ここから、少し先に進むとイヨ山の登りが待っていた
思わず、地図を見てあと何回登りがあるか確認してしまった
なるべく木の根の張り出していない脇道を歩く。
途中からそうも行かなくなり、中央を歩いて山頂を目指した
イヨ山到着
今日のミッション達成
イヨ山から登山口
出発前に地形図を見て、もう登り返しがないことを確認して”登り脚君”にお疲れさんと声をかけ”下り脚君”にそろそろ本領発揮ですなと一声かけて出発した。満を持して”下り脚君”が歩きだした。ほとんど今回の山行では寝ていた状態だったのでここまでの遅れを取り戻してくれる活躍期待したい
下り始めて少しすると、道の両脇に木々が茂り枝が登山道に張りだしている道が続く。うっかりしてアームカバーを忘れてしまい、下山後気が付くと二の腕に木の枝で擦れたのか何箇所か擦り傷があった。
オートバイの爆音がだんだんと大きな音として聞こえてきたころ、掘り窪んだ道が出て来る
眼下に奥多摩周遊道路が見えてきた。あと少し
V字に大きく曲がれば
ヌカザス山登山口
記念なので、登山口の指導標を写真に撮る
イヨ山から35分で到着
あとは、奥多摩周遊道路を歩いて深山橋まで戻るだけである
奥多摩湖を挟んで向かい側には、多摩百山の中でも手ごわい山山が姿を現し、まるで、さぁ~掛ってこいや~と挑発しているようだった。その前に笹尾根縦走が残っていた。順番に片付けてそちらに向かいますと心に誓った。
それにしてもアスファルトの道は照り返しがあり暑く感じる。川野駐車場を通過する。
ムロクボ尾根登山口
三頭橋を渡る
まもなく駐車場に到着
7時間半を越える激闘の終了であった
着替えをしている時に一雨来たのには、驚いたが天然シャワーのおかげでサッパリした