アップダウン祭りの中の、しばしの休憩用のフラットな道。少しの間、足を休めるのもいいだろうし、ここで少し頑張ってコースタイム縮めるのもいいと思う。ソロの時には自分的には「自分の限界に挑戦」で「かみさん」や、「オチビーズ」や、「お友達」との歩きは、ゆっくり歩き、山頂で冬の時期は無理であるが、もう少し、「温かくなれば宴会」=「山を楽しむ」を考えている。もちろんこのコロナ渦が少し落ち着いたらの条件付きであるが・・・
「御主殿跡」に到着。御主殿跡とは、「八王子城」の事である。この八王子城落城の出来事は、今更長々と書くことはしないが、難攻不落の堅城と言われた「八王子城」が天正18年(1590年)6月23日、秀吉方の武将である前田利家・上杉景勝の軍勢によって攻められ、1日で落城し、この時代で一番不幸な目にあうであろう、婦人や子供達が自刃して滝に身を投じ、その後、三日三晩、城山川の流れが真っ赤に染まったという話がある場所である。この日は、こちらに進むまずに、「富士見台」方面に進んだ。
右側の下りが「御主殿跡」になる。
ゆるやかな坂道を登って行くと、再び「富士見台」への指導標が現れる
左右から日差しが差し込んでくるのだが、風が強くせっかくの日差しの温かさを感じることが出来ない。
それにしても、このコースは厳しい・・・このコースを歩く時は、自分だけかもしれないが気分を引き締めて登らないと途中で「ギブアップ」したくなる。とくに夏場に弱い自分にとっては、「鬼門」に近い。富士見台から下れば、エスケープルートがあるのが唯一の救いである。
そんなことを考えていると、両脇に木々が生い茂った道が出てきた。夏場になるともう少し木々の枝が伸びて半袖で歩いた暁には、両腕に擦り傷が出来きてしまう。
上の道からしばらくすると、両脇に笹が生い茂った道に変わる。三頭から続く、笹尾根を思い出す
道が落ちつくように見えるのだが、この手前で「熊笹山」との分岐を見落として、本来は右手の道を進まないといけなかったのだが、左の道を道を進んでしまうミス・・・実は、しばらく歩いて何となく気がついたのだが、戻るのも面倒だし・・・ましてや、登り返すの疲れそうなので、「熊笹山」は諦めることにした。実に、根性なしと言われても返す言葉はない
足に優しい「熊笹山」巻き道を歩く。
ここは、「熊笹山」から下って来る道と巻道が道を合わせる場所。
右側を見ると、「熊笹山」へと向かう登り坂・・・登る気はあれども、「登り脚君」はNGのようだ
「熊笹山」を諦めて先に進んで行くと、巨木が行く手を妨げていると書きたいのだが、しっかりと整備されていた。感謝です!
ひと登りすると
「富士見台」の標識あり
名前負けしないほどの、雲一つない素晴らしい霊峰「富士山」を見ることが出来た。
続きます
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