長い長い林道歩きが始まった。総集編で歩いたルートを載せるがかなり、遠回りしながらバス停に到着したことになる。
フェンス沿いの道をテクテク歩いて行った。
林道なので、登山道と違いアップダウンがあるわけもなく歩きやすいのだが
そろそろ飽きっぽい性格の私は、例によって飽きてきた。
左側が登山道であることは間違いないので、林道を左側に曲がり道を探してみた。
ここで、GPSで現在位置の確認をする。どうやら、登山道と合流するには、左側の荒れた道をかなり下って行かないといけないようなので、ここは再び林道に戻る
代わり映えのしない道を、歩いていくと、気になることが頭をよぎり始めた。それは何かと言うと、”林道を経て峰谷”の標識であった。”経て”・・・もしかすると、林道に出た後、そのまま、林道を歩かないで、林道横断する形で左下に下って行けと言うことだったのだろうか?と思い始めた。いやいやそれは違う。以前峰谷バス停から登って、直登ルートをチョイスし、山頂を踏み登りに使った道よりも楽な道で登山道に戻りたいと思いこの辺りで道探しをしたときに、いったん林道に出て、左下に少し下ったが登山道には出なかった記憶がある。
いろいろと考え事をしながら歩いていくと
再び、私を惑わす標識が現れた。ほとんど文字は消えかかっていたが、ちいちゃなお目目を見開いて、千本ツツジの文字を読み取れた。もう林道歩きは飽きたんだ。ここから登山道に戻るぞ!!と
と勢い込んで緩やかな登り道を歩いていく。そして再び、疑惑が浮かんできた(笑)位置的には千本ツツジと峰谷方面の分岐に出る感じではあるが、はたしてそれは正しいのか?
不安を抱えながら、少し登っていく。自信がない時は、無理はしない。これは私の決め事。まだバスの最終時間までは余裕はあるが、肝心なことを忘れていた。日没問題であった。この時期は暗くなる時間が早い。16:00までには民家の立ち並ぶバス停近くまではたどり着きたい。やっぱり戻ろう・・
林道に戻り、歩き始めすこしすると右側に丸石を積み上げた道が出てきた。このあたりで、うっすら残っている記憶をたどっていくと、この少し先に登山道と合流するんだと思い出してきた。
当たり!登山道が出てきた。ここまで来ればしめたものだ。
ゲート脇の隙間から、向こう側に出て
建物脇を通り、あとは峰谷バス停まで歩くだけ
ほっとして撮った写真
ここは大きく左側に曲がる
ちょうど街灯が点灯したが
ここまでくれば、ひとまず安心
眼下に峰谷集落が見えてくる
民家の庭になっている柿があちらこちらに見受けられ、とてもおいしそうだった
ここで、道を間違えて峰谷バス停は左方向に進むところ、右手に進んでしまい
峰谷渓流釣場バス停に着いてしまった。来た道を戻り
峰谷バス停の向かいに建っているトイレで用を済まし
16:55まで、峰谷バス停で時間をつぶす。