住所
〒140-0001 東京都品川区北品川3丁目7−15
◆品川神社富士塚(品川区指定有形民俗文化財)
富士塚は、富士信仰の集団、富士講の人々が、富士山の遥拝場所として、あるいは実際に富士山への登山が出来ない講員のために造った築山である。品川神社の富士塚は、明治二年(一八六九)、北品川宿の丸嘉講社の講中三百人によって造られた。神仏分離政策で一時破壊されたが、明治五年に再築し、大正十一年(一九二二)第一京浜国道建設の時現在地に移築された。江戸後期に盛んだった民間信仰を知る上で、たいせつな文化財である。
◆品川神社富士塚山開き(品川区指定有形民俗文化財)
毎年七月一日に近い日曜日に、講員一同が白装束で浅間神社神前で「拝み」を行う。その後、はだしで富士塚登り、山頂の遥拝所や小御嶽の祠でも、「拝み」をして下山し、社殿にもどってから平服に着替える。かつては盛んだった行事であるが、現在も行っている富士塚講はたいへん少ない。
平成二十三年三月三十一日
品川区教育委員会
平成二十三年三月三十一日
品川区教育委員会
まずは、鳥居の手前には狛犬さんがお出迎え・・・左側の狛犬さんの横には大黒天さん。この品川神社は、東海七福神おめぐりの一つのようだ。ちなみにほかの七福神は
布袋尊 養願寺
寿老人 一心寺
恵比須 荏原神社
毘沙門天 品川寺
福禄寿 天祖・諏訪神社
弁財天 磐井神社
狛犬さんのアップ。左側の狛犬は口を閉じており、右側の狛犬は、口を大きく開いてあたかも威嚇しているようだ
さらに驚く事に、神社の鳥居は、門柱に龍の細工が施された石鳥居になっている
鳥居をくぐり、長い長い石段を登るのかと思いきや、石段の途中の左側には
富士塚の入り口
入口の右側の祠のような場所には、猿田彦神社があった。小祠の両側には草履がぶら下げてあった。
猿田彦神社は、足神様だったんですね。ここは念入りに拝ませて頂いた。
左側には一合目の表示
すぐに階段道が現れた
階段脇には、二合目の石柱あり。
石柱の手前には、人穴?その中には富士講の開祖といわれる長谷川角行様だろうか?
この角行様を守るように、手前に鬼が二体ある。どのような由来があるのかはわからし、鬼ではないのかもしれない
二合目からは
と進み。六合目から急な石段が出て来る
石段の途中には、七合目・八合目を示す石柱あり
八合目からはさらに石階段がきつくなる。空気も薄くなり息苦しい(笑)
さらに九合目の石柱
行きも絶えだが、どうにか山頂に到着出来た
眺めは最高
これは、私見だが昔はもしかするとここから霊峰富士が見れたのかもしれないと思うと夢が膨らんでくる。
さぁ~帰ろう。滑落しないように慎重に下る
ここはぐるりと一周できる場所
無事に下山。下から見た富士塚
降り立ったところには、富士浅間神社があった
浅間神社のそばには
無事帰る・・・富士帰る?