疲れ果てた脚には、厳しい登りが待っていた。直登ではないのが唯一の救い。ここをクリア出来なければ、当たり前だが六ッ石山には立つことは出来ない。
ここで、お腹が空いてきた。そう言えば、電波反射板の小休止ではどら焼き一つを食しただけだった。
ここを登りつめると、右側に大きく曲がる。六ッ石山山頂で気が付いたのだが、恐らくこの辺りで、後ろを振り返りさえすれば霊峰を見ることが出来た。疲れて居るとそんなことも忘れてしまうものだ。ぜひ、このコースを歩かれる方は、右手に進路を取って後ろを振り返って見てもらいたい、木々で遮られていた場合は、責任は負えないが・・
扇ッ平に到着。この辺りで、お昼とした。”お昼とした”なんて書いてしまったが、六ッ石山まで脚が持ちそうもないので、へたり込んだと書いた方が正解かも知れない。ここで、勢いよく坐った時になんと栗が数個落ちており、お尻に突き刺さると言うアクシデント。これ本当に痛いよ。かなり(笑)
休憩後、六ッ石山に向けて再スタート
平らな道の登りではなく、小さなコブを何回か登り降りする。意外とこれ堪えた。
遠くに見えるのは石尾根だろうか?多摩百クリアには石尾根と長沢背稜が残っている。どこをどう繋げるのかで思案中
ここ登り切れば!六ッ石山と思いたいが(何度か歩いているので知っているのですがどうも記憶よりも願望の方が勝っているようで)
もうひと踏ん張りが必要だった。
登りが緩んできた
六ッ石山到着
山頂には、何人かの登山者が思い思い、休憩中だった。扇ッ平で休んだ分ここは静かに写真だけとってスルー
後ろを振り返えると霊峰が・・・そう言えば今日は天気が良かった。早く多摩百終わらせ秀麗富士巡りでもしてみたい
六ッ石山からは、石尾根道と道を合わせるまで、緩やかな下りとなる
石尾根と合流
石尾根縦走路の左側の鷹ノ巣山・七ツ石山はまだ、多摩百では残っている山山である
石尾根縦走路は疲れた脚には、優しく感じる
それもつかの間、狩倉山への道は、石尾根縦走路から、一旦離れ左側の道を 歩かないといけない
巨大な露岩を右側から回り込むように歩く
広場のような所に出ると、狩倉山も近い
以前来た時は、赤のテープが木に巻かれマジックで狩倉山と書かれていただけの山頂標識だったので探したが
奥多摩駅の矢印しか見つからない
仕方がないのでこれで納得するしかなさそうだ


さぁ~あとは下るだけ。今日はこの辺で