なぜこの「けやきの路」を選んだのかというと、ダイジェスト版でも紹介したのだが、とにかく都民の森駐車場から、森林館に向かう道の途中にあるトンネルを潜るとなぜか足が重くなりその後、三頭山西峰に到着するまで大苦戦になるのでどうしてもこのコースだけは避けたかったというのが理由である。それに、ここまで来るのに時間と生臭い話だが、お金(バスの場合)も掛かるので違う道を歩いてみたかったというのもある。
右下は、三頭沢が流れており、道幅は思いのほか狭かった。
このコースは、急坂というわけではないが、常に登りが続く道。
都民の森駐車場から延びる道が、王道ルートであるならば、この道は亜流であるかもしれないが、道は写真の通り良く踏まれている。
道の状態としてはいたって良好で、歩き始めて20分ほどで、石段を数段登ると道は二手に分かれる。
右は、山と高原地図にも載っているコースなのだが、
左側にも踏み跡もあり、道迷いになることもなさそうなので歩いて行くと、すぐ上に「大滝の路」の道が見えて来るあたりで、一部道が崩落してそこを手を使って歩いて行けば、合流できそうだったのだが、そこまで無理することもないかと思い直してきた道を戻った。
上を見れば青々とした緑、目線を落とせば下の方は緑色の苔が生えている石段を登って行く
ちょうど登り切った先の左側にテーブルが2基あったが、雨で濡れていたので少し一息つきたいところであったがそのまま通過した。
「大滝の路」に合流した。この道はウッドチップが敷き詰められたとても脚に優しい道になる
駆け出したいところだが、どうも脚が重く淡々と歩いた
滝見橋に到着する。
ここまで来たからには、落差33Mの三頭大滝を見ないわけにはいかないので橋を渡る。
橋の途中から見た「三頭大滝」いくぶん水量が少なく感じた
大滝を見物して、少しあるくと大滝休憩小屋があったので休憩した。休憩後再スタートして外に出ると急に雨足が強くなって来たので休憩小屋に戻り、ザックの中から、雨具を取りだそうとすると雨具を忘れる大失態。最近、晴れの日&標高の低い山しか歩いていなかったのでかなり、山を甘く見ていたようだ。さらに雨雲レーダーを見るとますます雨風が強くなる予報だった。何か着るものがないか探すと、ウインドブレーカーがあったのでそれを着こんで歩き始めた。
晴れだったら、どれほど緑が眩しく感じただろうか。段差の低い石段を登って行く
橋を渡ると、道は二手に分かれる。一方は「石山の路」でもう一方は「ブナの路」となる。「ブナの路」の方が、距離が短いので右手に進む