笹尾根縦走(三頭山から高尾山)②

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今回の山行は、山友「こうちさん」との二人旅となった。2014年は陣馬山で敗退。2016年は見事完歩。そして、コロナ明けの2024年は、2016年の完歩から8年ぶりの再挑戦。お互いにすでに年齢を重ねて若い頃の様な勢いもなくなってきたので、何カ月も前から準備は重ねてきた。私が高尾山を2度登ればこうちさんは、3度登る。私が、奥高尾(高尾山から陣馬山)の往復をすれば、こうちさんも奥高尾往復するの、年寄りの意地の張り合い。そもそも、年寄りの意地の張り合いをなぜ行ったかというと、ブログにも書いてきたが、昨年のコロナが少しずつ収まって来た2023年5月2日に、山友「tanmaさん」が針の木山で滑落して亡くなってしまったことに端を発している。Yahoo!がまだ無料でブログを開放している時代に山カテゴリで大勢のつながりを持つことが出来き、私としては、「tanmaさん」と「こうちさん」は、長い距離を歩く時にご一緒させて頂いた。その、「tanmaさん」が亡くなってしまい追悼として一番つらかった「笹尾根縦走」を歩くことを決めていた。とは言うものの、一人旅ともなるとなかなか腰が重くなかなか実行に移せなく時間だけが過ぎてしまったが、「こうちさん」が一緒に行ってくれると言ってくれたので一周忌の前にトライする事が出来た。これが今回の山行の理由になる。さらに「こうちさん」は2016年の区間タイムを参考に、少し割り増ししたコースタイムを設定して頂きそのタイムで歩くことにした。当日は、高尾山口駅に03:30待ち合わせでそこから「こうちさん」の車で都民の森駐車場に行き、そのまま笹尾根縦走をした。🚙は、こうちさんの奥さんが車を運転して帰るという至れり尽くせりのバックアップまで・・・この状況で途中ギブアップは出来ないので久しぶりに折れない心を持ち続けられた。

04:49長い長い一日の始まりである

このトンネルの向こうには、まずは三頭山山頂が待ち受けている。出だしとしては気温も低めでコンデションとしては最高だった

こうちさんが先頭で、体にあまり負荷の掛からない良いペースで歩いてくれた。

05:17 鞘口峠到着。そう言えば、三頭山に登るのはいつ以来だろうか?

ブナの路を進む

05:48 見晴小屋に到着

意外と急な登山道・・・と考えてしまうとは情けない。それだけ年齢を重ねてしまったのか?

三頭山西峰へと続く木段道

まもなく山頂間近!意外とすんなり来た感じ

06:18 東京側の山頂標識の立派な事。でも、山梨側も昔ながらでそれはそれでいい味出していますね

山頂では、霊峰富士がお出迎え!今日は何かいいことがありそうな予感

ゆっくりとしていられないので先を急ぐ

06:34 ムシカリ峠。ここから、左に行けば三頭大滝になる

さらに進んで行くと、避難小屋

06:42 大沢山・・

まだまだ、霊峰富士からパワーをもらえた

蜂指沢ノ頭通過

槇寄山へ向かう緩やかな登り

07:35 槇寄山に到着。

まだ時間も早いのでハイカーの姿は見ることはなかった

鬼太郎の郵便ポストは朽ち果てていた

07:39 西原峠

08:09 数馬峠。このあたりの道は、平坦で歩きやす道になっている。ただし、笹尾根というと何年か前には道の両側に笹が量は少ないが生えていたはずであるが今回はその姿を発見することはなかった。もしかするとシカに食べ尽くされてしまったのだろうか?

このまま、陣馬まで着くといいね~と話をしたのだが、熊倉山への登り・生藤山の露岩の下り、醍醐丸への急登を知っているだけに、二人ともありえない希望を話しただけだった。

09:09 コユズリ峠(大立峠に到着)。このあたりの地名は、読み方がよくわかりません

緩やかに登って、

緩やかに下って

緩やかに登ると

09:34 土俵岳に到着

そして、再び降る

09:49 日原峠に到着

浅間峠の指導標が出てきたので、指導標に従って進む・・・あと、1.9キロ・・・長いな!!

ここから、何度か少々急な上り坂が出て来る

登り切れば、平坦な場所なり

少し先には、浅間峠に建つ東屋が見えてくる

10:27 浅間峠に到着。ここで、小休止。熊倉山への登りに備えて体力回復です

今日はこの辺で