続日本100名城 滝山城跡へ③

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いよいよ本丸と行きたいところですが・・・なかなか先に行かせてくれません

山城ではないので早々に攻めきれると思っていましたが、苦難の連続でした。どうにかこうにか二の丸⇒中の丸と進み、本丸に迫ります。桝形虎口あり、馬出ありでここまで攻め手側にも相当の被害が出ましたがいよいよまずは二の丸攻略口を見つけました(笑)道を見つけてくれたのは、北条家の縁の周辺の農民ですが、なにか思うところがあっての道案内をかって出てくれた喜左衛門です。

これから書く内容失礼!!上段からすでに私のあくまで妄想です。そこのところご了承ください。

攻め手は、一列縦隊にならないと進めないほど道幅の狭い道を進んで行きます。途中、左右の側面から火縄銃や長槍で進行を妨げられなかなか二の丸にはたどり着けませんでした。

この道幅の狭い道を進んで行くと広場のような場所に出ます。ここが二の丸になるのでしょう

入り口には堅牢な門があり、突破するには苦労しました。大木槌で何度も門を叩いて破壊した後に二の丸に突入です。ここで、二の丸について書いてみます。

二の丸

この場所は、集中防御の要のようです。滝山城城攻めマップによると3ヶ所の虎口(出入口)にはすべて「馬出」を備え、集中的な防御の構えが見られる。大馬出は大勢の城兵が守り、二方向からの通路を抑えている。築城家は、二の丸を防ぐことによって本丸、中の丸を守れると考えていたようだ。

激戦を終えて、二の丸を制圧して、中の丸に迫ろうと進軍していくと行き止まりの曲輪に出くわしました。

行き止まりの曲輪

「行き止まりの曲輪」とは「ふくろのねずみ」という意味で、両端が狭く土橋になっていて行き止まりのような形になる。寄せ手側には行き止まりのからくりだが、城兵からすると格好の馬出(出撃)となり、実に巧妙な防御が施されている。こうした、「行き止まり」の曲輪は二の丸の南側にあり、大変貴重な城郭遺構である。

ちょうどこの辺りは、古峯ヶ原園地との分岐になります。こんな指導標がない当時は大いに攻め手を悩ましたことでしょうね。ここは、滝山城跡方面に進みます

歩いて行く人の方向が古峯ヶ原園地。目指す中の丸は左手になります。全軍左手に進みます

ここから先は、少し道幅の広い道となります(古の道はどうかは分かりません)

しばらく歩くと、右手に行き止まりの箇所ありました

現在では、道も舗装されて歩きやすいのですが、分岐の何箇所かあり指導標ないと迷子になりそうです

さらに進んで行くと

当時は道間違いもあり、右往左往したことでしょうね

すいません!あと一回おつきあいください