大菩薩嶺への道を進むが、正直あまり変化のない道が続く
昨日までの雨で、泥濘の道が多かった。そしてこれは大菩薩嶺への登り
登り切れば道は緩やかな登りを残すのみ
山頂標の周りに何人かの登山者の姿が見えてくる。
大菩薩嶺到着。ここは小平地で、眺めはまったくない。みんなさっさと写真を撮ってそそくさと立ち去って行くが、私的には現在進行形中の奥多摩の山の山頂のような静けさで好きである。なんといっても自分も口下手で地味な性格なのでこう言った山頂が好きなのだろうと思う。
休憩する場所もないので、もと来た道を戻ることにした
雷岩に戻る途中から、団体さんとすれ違う回数が増えて来た。ツアー会社のバスに乗っきたのだろう。かみさんも下り道なので軽快な足取りに見えた。
再び雷岩に戻って来ると、先ほどまで霧に覆われていた風景が一変し始めてきた。なんと大菩薩湖が見えてくる。この景色なんだよ。かみさんい見せたかったのは
ここまで来れば、霊峰が見たいので、雷岩付近でしばらく待っていたが、このお方姿を現してくれない。
替わりに、不思議な形をした雲の姿を見ることが出来た
残念だが、先に進むことにした。雷岩を後にして稜線を歩いているとまさかの風景が目に飛び込んできた。
今度は、頭だけ
今一たび、全容を現してくり
また雲隠れ(笑)
全容は見えなかったが、かみさんは大満足だったよう。この稜線は風の通り道なので日差しは差し始めてきたが風は強く寒く感じる
だんだんと行き交う登山者も増えてくる。そしてみんな霊峰が見ることが出来る方向を時折立ち止まり、見ながら歩いているようにみえた
霊峰は残念だったが、久しぶりにこの稜線上の景色を見ながら歩くことは気持ちがいい
足取りも軽そうに歩いているように見える
このコースは、自分が歩いてきたルートを見ることが出来き、よく頑張った感が味わえる。自己満足だろうけど・・・
この後、一度目の露岩の下りがある
危なかっしいけど、取り敢えず下っている。
下り切ると道は一旦落ち着く
空の青さと形を変えながら変化していく雲の模様
やがて、旧大菩薩峠があったとされる、ケルンが積まれた賽の河原に着く。ここは、風の通り道で遭難が多かったため、明治時代に現在の場所に峠が移されたらしい。
避難小屋脇を歩き
ここからは、親不知ノ頭への軽い登りが待っている
霧が深く行く先が見えないわけでもないので先に登り、かみさんを待つことした
左側にバランスを崩しながら(笑)登って来た
親不知ノ頭到着・・・残念・・・ここでも展望はなかった。辛うじて大菩薩湖は見ることが出来たが
今日はこの辺で