二ッ塚峠からの道は緩やかな下りとなる。人気のコースだけあって道は良く踏まれており歩きやすい
立ち入り禁止と書かれたフェンス沿いの道をしばらく歩くことになる
ふと、道の脇に「日の出山の会」の頭が赤い杭を見つける。このコースもどうやらこの会の皆さんが、整備をしてくれているようで頭の下がる思いだ。
左側には、
二ツ塚廃棄物広域処分場。
ここは、多摩地域25市1町で構成される東京たま広域資源循環組合が日出町の皆様にご協力をいただき、設置・管理している一般廃棄物の最終処分場です。と書いてあった
ちょうど上の写真を撮影したフェンスの切れ目の向かい側に指導標がある。
指導標の下には正真正銘の「まっくろくろすけ石」上には、一目瞭然「インチキくろすけ石」が置かれていた。まぁ本人が気に入って置いたものなのでこれ以上コメントすることは差し控えるが、山登りにマジックを常に持ち歩いていることには驚くばかりである。


再び指導標が現れ、ここでも「インチキくろすけ石」発見
この「インチキくろすけ石」二つあるうちの右側の絵は何となくいい感じかも


さすがにこれだけ本家の「まっくろくろすけ石」があると偽物石は置けないようでなかった。
可愛いよね。持ち帰られないように気おつけるんだよ~
そうこうしている内に「馬引沢峠」に到着。昔、この先の集落の住民が生活に必要な食べ物やらを青梅辺りで手に入れて、ここまで馬で荷物を運び自分の集落まで戻った道でみんなこの峠で一服したのでこの名前が付けられたのかもしれない。
明治橋(バス停)に進むと青梅に行けるのだろう。不思議なことにフェンスで通行不可能な方向(「二ツ塚廃棄物広域処分場」)にも、日の出町玉之内の標識があった。この処分場が完成される前は、この玉之内方面に行けた事実を残した指導標なのだろう。
以前来た時にはなかった、指導標がこのあたりから頻繁に出てきた。この梅ヶ谷峠経由の日の出山の道は、わたしとして苦労して見つけた道だけに、この先がとても気になった。
さらにフェンス沿いの平坦な道を歩いて行く
この網目からは、処分場の写真は撮影できることは出来なかった
馬頭観音は、レース中の事故で亡くなった馬を供養するために、競馬場の近くで見かけるがこの馬頭観音は
馬引沢峠のところでも書いたが、生活の一部であった馬がこのあたりで亡くことがあり、供養する意味で設置されたものだろうか
さらに歩いて行くと、日の出山の会の皆さんが設置した「日の出アルプス」の杭
長淵山ハイキングコース=「日の出アルプス」と言うことなのだろうか?
この指導標が現れると、右方向に鋭角的に付けられた道(天狗岩・梅の公園)に進む
前方は、日差しが差し込み明るくなって来る
このコースはじめて開けた場所になる。休憩するのもいいだろう
開けた場所と言ってもこのように木々に遮られて展望は期待できない
再び樹林帯を進んで行く
「赤ぼっこ」へ木段階の登りが待ち構えている
登り切った先には、「赤ぼっこ」へと続く指導標あり
それにしても道は良く踏まれていてパンパンの登山道と言ったところだろうか
現在位置の示した看板が設置されているが、これを見ると帰り道は長そうだ
「赤ぼっこ」に向かい緩やかな登りがある
「赤ぼっこ」到着 展望のいい場所であるので、休憩するのもいいだろう
「赤ぼっこ」豆知識
1923年(大正15年)9月1日に起きた関東大震災によりこの周りの表土が崩落し赤い土が露出した山となってしまいました。それ以来地元ではこの付近を「赤ぼっこ」と呼ぶようになりました。和田町自治会では和田町森林組合の協力を得て、平成20年に東京都の「花粉の少ない森づくり運動」の一環としてそれまであった、杉の木を伐採し、山桜を植樹。平成27年には、ソメイヨシノ・ゲンカイツヅジを植樹するなどハイキングの休憩スポットとして整備・管理を行っています。平成28年3月
赤ぼっこに立つ山頂標識
ここにはこのように、展望をしめす矢印が沢山ある(一部のみ紹介)
今日はこの辺で