とにかくこの悪路には、オチビーズ達も大苦戦
容赦なく照り付ける梅雨明けすぐの熱中症アラートが出そうな、夏本番の暑さ。まず初めに異変が現れたのは、かみさん。オチビーズ妹をヘルプしながら後方を歩く娘からパパ~ママのかお真っ青だよ~ちょっと休憩しようを提案される。
ん?熱中症?ちなみに熱中症の症状を調べて見ると
症状2 筋肉痛や筋肉のけいれん
症状3 体のだるさや吐き気
症状4 汗のかきかたがおかしい
症状5 体温が高い、皮ふの異常
症状6 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
症状7 水分補給ができない
この日のかみさんの症状は、「症状3 体のだるさや吐き気」に該当していたので、冷たい飲み物を入れていたクーラーバックに入っていた保冷材を薄手のタオルに包み首に巻かせとにかく体を冷やすことにした。このコースは、とにかく道幅が狭いので休憩するスペースが山頂までなく、どうにか後方から来るハイカーが通過できるくらいの凹みを探し、日傘ならぬ雨傘がザックに入っていたのでそれを開いて日影を作りしばしの休憩をとる。ここで、オチビーズの母(娘)もオチビーズ妹(孫)の世話と暑さにやられてしまったようなので鉄砲木ノ頭は諦めてここで、オチビーズの父(義理の息子)が二人の様子が落ち着くまでここにいて、パノラマ台まで付き添って下山することになった。全員撤収と言いかけるとオチビーズ姉が、山頂がもうすぐなので山頂に行きたいと言い出して、自分がついて行くことにして、リスタート。後方を振り返ると霊峰にも雲がかかり始めてきた。前を歩くオチビーズ姉も、ススキの葉で指を少し切ったり、砂礫が靴に入り込んで歩きずらそうしていたので、もうここでみんなのところに帰ろうと提案して、鉄砲木ノ頭を目前にしてみんなの所までUターンした。
かみさんも、オチビーズ母も保冷材で体を冷やしたのがよかったのか分からないがだいぶ元気を取り戻したようだったので、ゆっくりと下山に取り掛かった
帰りは、お父さん大活躍。お疲れ様
さぞや重かったと思うが、私が抱っこして下りますと心強いお言葉
登りも苦労したが、下りはさらに難易度が増す
どうにかみんな無事にパノラマ台に到着
ここで、大休止して軽めの昼食とした
帰りは来た道を戻る。
今回のコース取り、大いに反省!本当に可哀想なことをしてしまった。三国峠の駐車スペースに車を停めて鉄砲木ノ頭往復にすればよかった・・・
ご褒美に肩車
2001年の大相撲優勝決定戦、膝を亜脱臼した貴乃花が武蔵丸を下し優勝した表彰式で、時の総理大臣小泉首相が「痛みに耐えてよく頑張った! 感動した!」と叫んだと同じくらいこの日は感動した。