ここのところ、低山ではあるがナイトハイクを楽しんでいる。前回の帰り道すれ違ったハイカーのほとんどのヘッドライトの色が、赤色の光だった。以前聞いた話だと山小屋などの人が多く集まる場所だと、白色の光だと眩しいので赤色の光にした方が人に迷惑は掛からないし、夜間の虫の観察などでは赤色の光がいいらしい。確かに、赤色の光のヘッドランプを使っていたハイカーの半分は、観察をしてきたが、残りの半分は、観察をするわけでもなさそうなハイカーだったが、この赤色の光は遠くからでも目視出来た。この時は、気にも留めていなかったがいったい、漆黒の闇の中だとどちらの方が、歩きやすいのか、近所の公園で試してみた。ストロボを使った撮影なので、実際に目で見た感覚とは違うことは容赦願いたい。あくまで実験である。
白色の光
赤色の光
やはり、足元はさほど変わりはなさそうだったが、先の道の様子は白色の光の方が分かりやすかった。ちょっと、ヘッドライトの色について調べたくなり、LEDライトメーカー GENTOSさんのホームページでお勉強させてもらった。以下は、公式ホームページから引用させて頂いた。
人の目は、暗い場所では青や緑の光が明るく、赤色の光は暗く見えるようになっています。逆に明るい場所では、赤から緑色の光が明るく、青色の光は暗く見えますので、シーンに合わせて光の色を使い分けることが必要です。
赤色LED搭載製品
赤色の光は散乱しづらいので遠くから見つけやすく、街灯のある街中での歩行の際にもオススメです。
暖色LED搭載製品
暖色にはリラックス効果や食べ物もおいしそうに見せる効果があるため、暖色搭載のライトはキャンプでの食事やテントの中などゆったりとした空間を演出したい時にもオススメです。
緑色LED搭載製品品
大きく広げた地図全体を見たい時や工事の設計図を見る時などある程度の明るさが欲しい作業に向いています。また、緑色の光は動物に配慮した色とも言われていますので、犬の散歩や野生動物の観察、山での移動の際にもオススメです。
青色LED搭載製品品
青色は暗所で明るく見え、自分の存在をアピールすることに適しているので、認識灯として使用することができます。光が散乱してしまうため赤や緑の光とは異なり、近場を照らすことにも適しています。製品表面の凹凸や傷、ゆがみなどを見るような検査作業や細かな作業もオススメです。さらに、暗闇で手元の地図や設計図を確認するような手元を見る作業にも使用できます。ただし、青色は眩しく感じやすい光のため近くで人が眠っているような山小屋やテント、避難所での使用はご注意ください。
結果は、
もちろん、全て網羅したライトはないので、現状の白色と赤色光のヘッドライトでいいと思った。次回、ナイトハイクをする時は、赤色の光で歩いてみよう~