年内の山のお題は、全てやり遂げましたか?

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厚生労働省が、2023年3月13日になると、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するために、3年にわたりマスクの着用の協力を依頼してきたが、マスク着用は個人の判断が基本となる旨を公表した。そうと決まれば、2023年のお題をクリアするか!!と意気込んで見たもののなかなか腰が重たく、とうとう12月になってしまった。自分としては、未遂行のお題の三つの内の一つ目の「高尾山内八十八大師巡拝」に挑戦してみようと思う。これから書くことは、自分の登山計画書みたいなものだ。興味があれば、こんな歩き方もあるんだ程度で見て頂ければ幸いである。まずは、この高尾山内八十八体巡りについて勉強してみた。

高尾山内八十八大師巡拝ってなに

高尾山内八十八大師は、明治36年(1903)、第二十六世御山主・志賀照林大僧正が、ご信徒の為に、自ら四国八十八箇所を巡礼され、その札所の土を持ち帰り、山内の各所に納め、お大師像を建立したものです

さらに、大本山高尾山薬王院にある解説板によると

高尾山内八十八大師は、明治36年(1903)に薬王院の志賀照林大僧正が、広く東国のご信徒の為に山内を四国と見立て、八十八ヶ所の霊場の土を持ち帰り大師像の下に納めて安置してございます。山内のご巡拝の道は豊かな自然に富み、「同行二人(*下参照)」の大師様の功徳は計り知れないものがありますと書かれてある

同行二人とは

遍路修行をしているとき、常にお大師さま(弘法大師)と共にいるということで、四国遍路の場合は、その象徴として、金剛杖がお大師さまそのものとされています。遍路修行者は複数人であっても、個人とお大師さまの同行二人となっている。

それでは、高尾山内のどの場所に行けば、大師さんにお会いできるのか?それは、先日お訪ねした不動院で頂ける(100円)「高尾山内八十八大師めぐり案内図」に表記されている。意外とラフな地図ではあるが

もう一つ頂ける「高尾山内八十八大師めぐり(詳細案内)」に詳しく書かれている

清滝駅前広場の山側第一番から第八番
二本松の前広場第九番から第16番
十一丁目茶屋の前第十七番
十一丁目茶屋の右隣り高台第十八番から第十九番
蛸杉の右隣り第20番から第22番・第66番
神変堂の左隣り第23番
神変堂の右隣り第六十四番から第六十五番
仏舎利塔の正面広場第四十二番から第六十二番
男坂石段を上り右上第六十三番
権現茶屋の前高台第四十番から第四十一番
大師堂の裏右側第三十番から第三十六番
大師堂の裏左側第二十四番から第二十九番
天狗社の右第三十七番
飯縄大権現堂の右石段の隣り第三十八番
奥の院の裏第三十九番
蛇瀧、水行道場柵の内第六十七番から第六十八番
蛇瀧下り口左側第六十九番から第七十番・第七十五番
蛇瀧より下り右側第七十五番
蛇瀧より少し下る第六十九番
蛇瀧より下り橋を渡り左側第七十番
老人ホーム金網柵の内側・高台第七十一番から第七十四番
金毘羅社の左第七十八番・第八十番から第八十二番・第八十五番から第八十七番
金毘羅社の前第七十九番
金毘羅社の右第八十三番から第八十四番
金毘羅社より車道に出て右側第七十六番から第七十七番
不動院本堂の前第八十八番
記入間違いがあることもあり、実物を参考にして下さい

さらに、巡拝案内図の裏面には

蛇瀧・琵琶滝・不動院で朱印を押していただき八十八大師巡拝結願した方には、薬王院護摩受付所にて巡拝証を授与して頂けるようだ。ただし、不動院でお伺いした情報によると、蛇瀧・琵琶滝は9時~15時までしか人がいないので、朱印はその時間内に限られてしまう。となると、こんな感じで回ろうと思う。八十八体大師は、時間には全く制限はないので、上のコースを忠実になぞり一度、不動院に戻り結願を済ませた後、琵琶滝で朱印をいただいたあと、6号路で高尾山山頂を踏みかえりに薬王院護摩受付所に巡拝証を頂く。これが一番私にはベストだと思う。もちろん1日で回れるかは疑問ではあるが、冒頭にも書いたように今年の冒頭のお題だったので是非とも達成したいものだ。