ここまでのお話
日の出山~竜の髭
指導標に従って進む。このコースは東へと尾根伝いに歩いて行く感じだ
木段道を下って行く
三室山・吉野梅郷へ。吉野梅郷は、梅の名所として昔からよく知られていたが、ウメ輪紋ウイルスの発生が確認され、3万本を超える梅樹が伐採されしまった。そして2016年秋、梅の再植樹が始まり、2017年3月には3年ぶりの「吉野梅郷梅まつり」が開催された。年々梅の成長を見るにつけて以前の賑わいが少しずつだが戻って来た気が毎年訪れて感じる。頑張れ!!吉野梅郷!!ちなみに今年の梅まつりは、2024年2月17日(土)~2024年3月20日(水)に開催される。
日のよく当たる急な下り坂を下って行くと、薄暗い道になり一旦落ち着きを見せて来た。
下り切ると、伐採によって一定の間隔に木々が立ち並ぶ道になる
それにしても、人気のコースなので道が良く踏まれていて歩きやすい。ただ、登りとしてこのコースを取ると少しきつめのコースだと思う。(あくまでこの感想は私見でありそれほどでもないでしょうと感じる方も多いと思うが)
所々に日の出山の会のメンバーが設置して頂いた、赤テープが目に付く。これなら、道間違いはないだろうと思う程だった。
まあよく、これだけの目印を設置してくれたものだと感心することしきり
この指導標は、小さなアップダウンを繰り返す尾根道と平坦な林道風の道との分岐を示すものだ。小さなアップダウンと書いたが、私見としては小さなアップダウンでも何度も繰り返せばかなり体力いや!脚を削られると思う。
この後このような、登りと下りを繰り返す
登り切ると、小ピーク。ってことは、この辺りに「龍の髭」があるはずだと注意深く見回したが・・・
あれ?「龍の髭」ではなく、その先の「高峰山」の指導標が出てきたぞ。ってことは、「龍の髭」の山頂標識はないってことなのか?なんて思いながら、なおもしつこく周りを見回すと
あったありました!「竜の髭山頂」の標識見つけた。木に付けられた山頂標識もいいがこんな山頂標識もいいものだ。見つけたから言える言葉なんだけどね(笑)
こうしてみると、山頂標識の小ささが分かると思う。
竜の髭から高峰山
竜の髭からは、緩やかな下りからはじまる
先まで見通せる道を下って行く
さらに下って行くと、右下に林道風の道が見えてくる。
ここで、道を合わせた。高峰山のピークを踏みたかったので尾根道を進んだのだが、まさかまさか・・の遭遇があるとは思わなかった。何となく気乗りはしなかったのだが自分の感覚はこれからは大切にしないといけないかもしれない
この標識の通りに、「高峰山方面」尾根道を進む
緩やかな登り・・いつもそうなのだが後半かなり疲れるのはどうしてなんだろうか?やはり体力がないのかも?なんて考えながら歩いて行く
手ごわい登りももう少し
なかなか着かない「高峰山」侮れない
どうにか到着したようだ。山頂標識はどこ?
あったあったありました。今日のお題は完了。ところで、「山を汚す登山者は猿より頭の毛が三本?空き缶・ゴミ・良心は持ち帰ろうね」ってどういう事なんでしょう。
高峰山からの下りは、道が落ち葉で覆われていて慎重に降りることにした。こんなところでこけたくないので・・・結果、このことが吉となるとは思わなかったが。下り切った先は、歩きやすい道が続いた。が、ここから少し先で、右側から左側に小さな黒い毛で覆われた小熊がものすごいスピードで横切った。高峰山からの下りで少し時間をかけて降りたおかげで鉢合わせをせずに済んだのだ。ただ、小熊がいるという事は母親熊もいるはずだ。まずは先には進まずに母親熊の存在があるのかないかの確認で、しばらく立ち止まり辺りを見回した。どうやら私見であるが、前に母親熊がいて、小熊は遅れまいとして母親熊を追いかけて行ったのではないかと考えた。尾根道からは離れていったので、大丈夫だとは思ったがなるべく安全策として林道に下ることにした。
高峰山~林道
そうと決まれば、林道へ急いだ。幸いなことに、少し先に梅野木峠・吉野梅郷の分岐が出てきたのでそちらに下ることにした。
絶対安全とは言い切れないが、この道の方が尾根道よりも危険性は少ない。この道を終始林道と表現したが、道の名前があれば訂正したい(後日)
続く