青梅丘陵を往復してみたら・・・②

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コース概要

永山公園駐車場から矢倉台

平日だったので駐車場は、閑散としていた。このコースは、ハイキングコースとして有名ではあるが私的には途中からアップダウン祭りの繰り返しなので結構疲れる。

大人の遠足BOOKには、「おだやかな樹林の尾根道を歩く青梅丘陵」と書かれてあるが最後まで歩き通して、駐車場→矢倉台→名郷峠→辛垣山→雷電山→軍畑駅まで着くころには疲れることが多い。とくに、夏場にこのコースを歩いた時は本当に堪えた記憶がある。

最初のお題である、矢倉台までは約3.0キロメートの道のりである。矢倉台まではほとんどフラットな道が続くと考えてもいいだろう。

しばらくは舗装された道を歩く

途中、富士山の頭の部分がわずかに見える場所があった。

矢倉台までは、このように休憩所がいくつもあるので立ち寄ってみるのもいいかもしれない

ここは、風の子・太陽の広場との分岐。

直射日光を浴びることなく歩けるのでありがたい

第3休憩所通過

そうそう、このコースの特徴としては丘陵の稜線から、疲れた時は青梅線の各駅に下ることの出来るエスケープルートがある事。ちなみに、宮ノ平駅・日向和田駅・石神駅・二俣尾駅などである。ただし、三方山を過ぎたあたりからはエスケープルートはなかったはずだ。それと共に、エスケープルートがなくなるあたりから、上記にも書いたアップダウン祭り始まり、疲れてくる頃だと思う。ここは、市街地に下れるエスケープルート。

ほんの少し登山道ぽい道が出てきた

第4休憩所に到着。ここで休憩して青梅の街並みを見てゆっくりするのもありだと思う。

第4休憩所から3分ほどで、簡易式のトイレあり(このコースの途中にあるトイレはここだけ)。矢倉台までは残り0.2kmの表示もある

三田氏の見晴らし台と、言われている矢倉台への分岐

矢倉台へと続く少し急な木段道

展望台からの眺め。確かに見晴台に使えそうだ。三田氏についての情報は以下の公式ホームページから引用させて頂いた

戦国時代の青梅では古くからこの地を支配していた三田氏が周辺地域に勢力を広げ、武蔵国の有力な国衆(国人)に成長していました。しかし、大永年間(1521~1528)になると戦国大名・北条氏が武蔵国へ進出してきたため、三田氏もその傘下に入りました。

永禄3(1560)年に関東管領・上杉憲政を奉じた長尾景虎(上杉謙信)が関東へ出兵すると、三田氏は北条氏から離反し上杉氏の陣営に馳せ参じました。長尾景虎は北条氏の本城・小田原城を包囲しますが、攻め落とす事ができず帰国します。その後、対北条氏の最前線に位置していた三田氏はすぐに北条氏の攻撃に晒される事となり、間もなく滅亡しました。

三田氏滅亡後の青梅は北条氏一族の北条氏照が支配し、青梅の武士達は氏照の指揮のもと関東各地へ出陣しました。北条氏は関東の多くを支配下に治めましたが、天正18(1590)年に豊臣秀吉の攻撃を受け滅亡しました。

青梅市公式ホームページ

矢倉台からは一旦緩やかに下り、青梅丘陵ハイキングコースに合流すると歩きやすい良く踏まれたまさにハイキングコースと呼ぶにふさわしい道を歩いて行く。

矢倉台から石神前駅分岐

雨上がり時は、少し滑りそうな道

少しずつだが、アップダウンが始まる。まだ序の口だが

木立に囲まれた囲まれて歩いて来たが、ほんの一旦明るく開けた場所に出る。ちと寂しいが今にも朽ち果ててしまいそうなベンチあり。復路では一服させて頂いた。

そして再び、木々に囲まれた道に突入

ここは石神前の駅への分岐。ちょうど折り返し地点の雷電山まで、残り2.9km地点

石神駅前分岐から三方山

この分岐には、雷電山・軍畑駅方面の指導標あり。

木の根と露岩帯でちょっと歩き辛かった

今まで楽させてもらったので、まぁ仕方がないか程度の登り。分かっちゃいるけど、小ピークに名前でもついているかもと期待しながら登り切る

残念でした。名もなき小ピーク

雷電山まで2.8km。あれ?さっきの2.9キロ地点から4分で0.1㌔しか進んでないとは・・トホホ

いよいよ始まるアップダウン祭りの開始・・・

ここは、足元に注意しながら登る

右側にトラロープを張って頂いている、歯槽膿漏のような木段道を進む

三方山との分岐・・・この指導標があるという事は、青梅側から来た場合三方山の分岐を見落としたことになる。戻って、三方山に登るのも疲れそうなので仕方なくここから登った。

以前、見落とさず三方山にぼった時の分岐はこれ!  はたして、この三方山の標識が存在したのかは不明

話が少し、横道に逸れてしまったので元に戻します。軍畑方面から三方山に登る分岐の指導標の横には「携帯通話可ポイント」と書かれた張り紙有り。意外と親切なコース。こう言うところがハイキングコースと呼ばれるいわれかもしれない。贅沢言わせてもらえば、ドコモ・au・ソフトバンクの〇✖でもつけてもらえるとなおありがたみがますかな?

木の根の張り出したやや急な道を、頑張って登る。2分ほどで

三方山の山頂標識を探していると、ありました!

この山頂標識朽ち果てていて・・・可哀想・・・勝手に山頂標識作成して掛けるわけにもいかないし