「日の出山荘」は、中曽根康弘元内閣総理大臣の別荘で、昭和58年、レーガン元アメリカ大統領と安全保障についての首脳会談「ロン・ヤス会談」を行った場所であり、平成18年11月11日に、中曽根氏より日の出町へ寄贈され、平成19年11月11日に記念館として一般公開を始めた。
山荘の少し下側に無料の駐車場があり、トイレも併設されている
ここから、「日の出山荘」まであと350Mのようだ
道は緩やかな登り坂
一本道でなおかつ、日の出山荘の指導標もあるので迷ことはないと思う。
天気のせいかもしれないが、何となくだがこの辺りから空気がひんやりと感じ始め
苔の絨毯のような道を歩いて行くと
「日の出山荘」と看板に書かれた文字は、中曽根氏の直筆によるものだそうだ
開館時間 | 午前10時から午後3時30分(入館受付午後3時まで) |
休館日 | 月・火(祝日の場合は翌日、又は翌々日)年末年始 |
入館料 | 一般300円・65才以上200円・未就学児無料 高校生200円・小中学生100円 |
住所 | 東京都西多摩郡日の出町大字大久野5270番地 |
電話番号 | 042-597-7323 |
入口を入り、外に出ると左側に案内板がある
半鐘
江戸時代末期に建てられたとされる古民家です。昭和37年に中曽根氏の別荘となり「青雲堂」と呼びました。故郷・高崎市にある政治運動の拠点”青雲塾”から名付けました。中曽根氏はここで茶を点てて客人をもてなし、趣味の俳句も数多く詠みました。昭和58年11月11日、レーガン大統領夫妻を招いた時も自ら点てた茶の湯で二人をもてなし、ちゃんちゃんこを羽織って食事と会話を楽しみ、親交を深めました。
鬚をはやした天狗のお面・・・
なぜか?木枯し紋次郎の三度笠と道中合羽とわらじが展示されていた。もしかするとほろ酔い加減の中曽根さんが、これらをまとって、爪楊枝をくわえ紋次郎が口にする決め台詞「あっしには関わりのないことでござんす」なんて言ってたりして・・・
両脇にシーサー?の置物がある石畳を歩いて行くと
天心亭
さらに歩いて行くと、
平成元年に建てられた迎賓館です。首相退任後に政治の舞台で苦労を共にした友人たちを招きました。中曽根氏は「青雲堂」「天心亭」の日本家屋で茶をもてなし、この「書院」の広いバルコニーで洋食を楽しむという和と洋を合わせた明治期のような接客を意識したと言われています。
靴を脱いでこの中を見学できる
このちゃんちゃんこは、何度もテレビで見た
ここで、洋食を楽しんだのだろうか?
階段を上がり、2階に行くことが出来る。柱時計が何とも懐かしい
この法螺貝は、中曽根さんが愛用した法螺貝

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