西原峠から国定忠治が遠見をした所
道幅は狭いが歩きやすい道を下る
あまりに周りの風景が似ているので、ここは淡々と歩くしかなかった。
下り始めてからほとんど標高が下がっている気がしない
下り始めて、15分ぐらいで滑る箇所が時折現れ、何度かバランスを崩しそうになるがどうにか踏ん張ったが、お手付きをする可能性もあるので念のため手袋をはめた。
改めて写真を見ていると、さほど滑りそうな道に見えないがここも一度バランスを崩した。
見るからに真ん中を歩くと、滑りそうだったので右側から通過しようとしたらそこも滑り木にしがみ付いてどうにか堪えられた。今日は滑る道の練習を繰り返えすしかなさそうだ。
ここで面白い場所が現れた。国定忠治が遠見した所だそうです。国定忠治と言えばあの名セリフの”赤城の山も今夜を限り、生れ故郷の国定の村や、縄張りを捨て国を捨て、 可愛い子分の手めえ達とも、別れ別れになるかどでだ。”が真っ先に思い出される。そその忠治が役人に終われてここまで来て生まれ故郷の国定村を懐かしんだろうか?謎だ・・・話がそれてしまいそうなので元に戻す
国定忠治が遠見した所から西原峠・槇寄山登山口
ここは、歩きやすかった。きっと国定忠治も同じことを思ったに違いない。
さらに進んでいくと、道が良くなって来た
快適な道を進んで行くと、槇寄山北東尾根と書かれた標識があった。奥多摩の山を歩いているとこの標識を時々見かける。私的にはこの標識は好きだ。
上の標識から1分ほどで数馬バス停近道20分の案内板が出て来る。この時は、車を浅間尾根登山口に停めていたので数馬より、仲の平バス停に下山した方が近くて良いと判断したのだが、まさかの展開があるとは夢にも思わなかった。雨が降った後の仲の平バス停方向の道は滑るのであまりお勧めは出来ない
このあたりから、高度を少しづつ下げて行く道に変わる
この道の通過には苦戦した。どこをどう歩いても滑った
やがてよく整備された階段道が続いた。あとはこの道を使えば集落まで降りられると安心していた。
ところがどっこい・・・甘くはなかった。滑らないようにここまで歩いてきたので普段使わない筋肉を使ったのか踏ん張りが効かなくなっていた
うっかり、石の尖ったところに地下足袋の底を乗せてしまい飛び上がるほど痛かった
登山口に着いたと安心するのもつかの間、ここがまたまた滑ること。
どうにか登山口到着
西原峠・槇寄山登山口から中央区の森駐車場
この道を進んで行くと民家脇に出る。民家が見えてくる手前から熊鈴はいつも仕舞うようにしている。
左側に見える建物は観音堂
道なりに進んで行くと、みなみはしが出て来てここを渡る
この坂を登り、右手に進むと仲の平バス停になるが、今日はバスに頼らず歩くことにした。
檜原街道を歩いて行くと焚火のような匂いがして来たと思ったら、数馬の湯に到着。かなり汗もかいたので温泉に入りたかったが、私的にはもう少し我慢の時期だと考えているので後ろ髪を引かれる思いでやり過ごした。
数馬の湯から10分ほどで中央区の森駐車場に到着した。
おしまい