青梅丘陵ハイキングコースは、 JR青梅線の青梅駅から西端の軍畑駅まで歩くと12kmになる。永山公園内の駐車場に車を停めて出発。この駐車場は無料であり、JR青梅線青梅駅にも近いので、色々なコース取りも楽しめる上、稜線上から宮ノ平駅・日向和田駅・石神前駅・軍畑駅など青梅線各駅に下山出来るエスケープルートが数か所あるので私のように体力のないハイカーにとっては当日の体調次第で大変ありがたいコースでもある。
青梅丘陵ハイキングコースの指導標に従って舗装された道を進んで行く
少し歩くと、車止めが出てくるので、車止めの間をすり抜けて先に行く
4月4日(日)第23回高水山トレイルラン大会が開催されるお知らせ
この辺りから最初の矢倉台まで3.0キロメートル。果たしに何分位で目的地につけるのだろうか。青梅駅からの標準コースタイム(山と高原地図参考)だと1時間10分となっている。
永山公園駐車場にはトイレはない。駅から歩きならば青梅駅の駅ナカトイレもしくは駅を背に左手にもトイレはある。もし、歩き始めてトイレに行きたくなったら、上の車止めから少し歩けば、このトイレはある。
残念ながら、このトイレを使用するときはここを下らないといけないし、用を済ませた後、本コースに戻るには、木段道の登ることになる
しばらくは舗装された道歩きが続き
途中、富士山スポットがあったがあいにく、雲が厚く見ることはできなかった
途中左手には、供養塔だろうか?
左右の道には、シャガが咲いていた。実に不思議な模様だといつも思う
むらさめはしを渡ると
この注意書き・・・早朝に歩かれたり走られる方とすれ違うのだが誰一人熊鈴は持っていなかったが、ビビリなので、念のため音の小さい熊鈴を選び装着。
しばらくは、なだらかな尾根道が続く
所々にこのような距離を示す標識。山を歩き始めたころは距離表示を見てもどれくらいの時間が掛かるのか計算もできなかったが、何度も歩いていくうちにその時の体調にもよるがある程度到着時間は予想出来るようになって来た。
道は緩やかな登りになって来る
木々に邪魔はされているが眼下に青梅市街地が見えてくる
ここも分岐だが、「摩利支天」なんて指導標を見てしまうと一度はここから下ってみたくなる。まっ!その内行ってみます。だんだんと体力の衰えも感じ始めて来ているので
このコースは、標高が500Mにも満たない低山が連なるために夏場は避けたいところであるが、まだこの時期は吹く風が少し肌寒いので歩くには丁度いい感じ
ここは、先ほどのように木々に邪魔されずに、多摩川と青梅市街地が望めた
矢倉台まで0.2kmの指導標
左に進路を取れば、宮ノ平駅や日向和田駅に降りることが出来る
ほんの少しだが、緩やかな登りに変わる
矢倉台休憩所との分岐が出てきたので、左手に進む
この地の豪族だった三田氏の見張り台だった言われている展望台への急な登り
市指定史跡 物見櫓(矢倉台)
青梅地方、かつての杣保に拠点を置いた豪族三田氏代々、市内東青梅も勝沼城に居住していたが、北條氏照の八王子滝山入城により、多摩地方の情勢変化をうけ、永禄年間(1558~1569)の初め頃、二俣尾の辛垣山に城を築いたといわれる。物見櫓(矢倉台)は、この辛垣城(別名西城)から南東約三キロメートルに位置し、戦略上重要な物見の場所であったという。「武蔵名勝図会」には「柵跡、ここは二俣尾の城より峰続き、三田氏居城のころ、この山に砦を構えて遠見るの地なりしゆえ、この地を櫓台ともいう」と書かれている。
昭和四十六年十一月三日 指定
青梅市教育委員会