高尾山内八十八体巡り「結願」その先は・・・

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この日は、恐らく過去一番長い間、高尾山内に滞在した。そして、まだまだ奥の深い山内を堪能したと思うと同時に高尾山の歴史というか高尾山の成り立ちを知りたくなって来た。それを知る資料はこれから調べて自分が理解出来たらブログでアップはしてみたい。残念ながら今の段階では全くちんぷんかんぷんな状態なので、来年は、「高尾山薬王院公式ホームぺージ」に書かれている「体験修行」に書かれている「八十八大師巡拝」に参加してみることから始めてみたい。ちなみにすでに今年は終わってしまったが「八十八大師巡拝」の内容は、こう書かれてある。

高尾山でお大師様と出会う旅~ 心と体の健康のために

普段の生活をひと時離れて、高尾山にある八十八箇所のお大師様をゆっくりお参りしませんか。高尾山内八十八大師は明治三十六年(1903)、第二十六世御山主・志賀照林大僧正がご信徒の為に自ら四国八十八ヶ所を巡礼され、その札所の土を持ち帰り山内の各所に納め、大師像を建立したものです。本年は、宗祖弘法大師御誕生1250年という尊い節目の年でございます。そこで今回は春に引き続き、通常の行程を一部変更し、山内の大師堂において記念法要を厳修致します。この貴重な機会にお大師様とのご縁をより深めて頂きます。多くの方が参加できますように二つのグループに分け、参加を募集致します。心と身体の健康のために是非ご参加ください。

グループ別のコース

グループA:不動院から蛇滝コースを経由し薬王院まで歩く。

グループB:ケーブルカーを利用する(蛇滝周辺のお大師様は巡拝できません)。
※ケーブルカーを利用する場合、運賃は自己負担となります。
※十一丁目茶屋にてグループAと合流します。

詳細

開催日時:令和5年10月10日(火)

集合場所:高尾山麓不動院(午前8時受付開始)
※高尾山上ではありません。間違えてケーブルカーに乗車されない様にご注意下さい。

参加費:5,000円(昼食代・保険代・御朱印代含む)

定員:40名

行程:高尾山麓不動院 ⇒ 蛇滝法楽 ⇒ 仏舎利塔法楽 ⇒ 御護摩修行(大本堂)
 ⇒ 弘法大師御誕生1250年記念法要(大師堂) ⇒ 昼食(精進料理)
 ⇒ 金毘羅社法楽 ⇒ 閉会式(高尾山麓不動院) ⇒ 解散(16:40)※閉会式において紙塔婆の回向を行います。また、通常不動院で行っております献灯式は実施致しません。

申込期限:令和5年9月29日(金)15:00まで
※定員に達し次第、募集を終了致します(当ホームページにて記載)。

問い合わせ先:高尾山薬王院 秀峰会事務局 八十八大師係まで
042-661-1115(代表) 9時~16時

※ご遠方からお越しの際は高尾山近隣の宿泊施設の利用をご検討下さい。

※当日の天候等により行程内容が変更・中止となる場合がございます。

※ご不明な点は八十八大師係までお問い合わせ下さい。

話が、来年のことに飛んでしまったが、元に戻したい

まずは、金毘羅社に入る手前にある、76番と77番の大師様にお会いして、金毘羅社に向かう。すると、ここには、10体の大師様がいらっしゃるがその前にまずは、紅葉が素晴らしかった

78番・85番・87番・86番・80番・81番・82番の7体

79番

83番・84番

あとは、舗装された一号路を下った。このハイカーさんの後ろから歩いて行くと足音が気になるのか、何度も振り返りこちらを振り切るように急に駆け出す事たびたび。こちらもトレランさんでなくごくごく普通のハイカーなのだが負けず嫌いなのだろうか?

そろそろ不動院・・・その前にゲート

不動院到着

本堂前の88番札所結願「弘法大師像

ここで、このまま帰るか?再び登り返して、高尾山頂を目指し締めは御護摩受付所で「巡拝証」を頂くか悩んでいると、不動岩なる岩が目に入った。

高尾修験第一行場

不動岩とは、十界修行のひとつである「業秤(ごうびょう)」を行う際に修験者が持ち上げる石のことである。新客(初診の行者)はこの、不動石と呼ばれる大きな石の前に並び、大先達から「罪業(ざいごう)軽ければ不動岩と等分なり。罪業重ければ不動岩動かず。と申し受ける。新客は順次、不動岩を力の限り持ち上げようとするが、持ち上げることが出来ず、自分の罪業の重さを深く知ることとなる。そして、大先達より日々に犯した罪を犯した罪を滅する為の真言がお授けされるのであると書かれてあった。

要は、罪業が軽ければ持ち上げることが出来る言うことなのだろうか?

早速、試してみたが

もちろん持ち上げることが出来なかった

ところで、何となくわかるけど、罪業って何だろうか?調べて見た・・・

人間が生きている間に犯した罪のことらしい。それじゃ持ち上げることは出来ないはずだ。

罪滅ぼしに、高尾山頂に登ってから御護摩受付所で「巡拝証」を頂く事によって少し罪業が少しは軽くなるかもね。という事で、登り返すことにした。この話はここで終わりにするはずだったが、もうひと話しお付き合いして頂けますと幸いです。