高尾山内八十八大師巡り③

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久しぶりに紙の地図と詳細案内と睨めっこしながら歩いた。

参道をしばらく歩いて行くと、男坂と女坂の分岐に出た。この男坂の段数は、人間の煩悩の数と同数の108段あると言われている。もっとも、いつも数えているだが一段多かったり少なかったりと一度も108段数えてことが出来ない。数えることが出来ないことをとっても煩悩が多すぎるのだろう。ちなみに108個ある煩悩の中でも、「三毒の煩悩」といわれているのが、

①底なしの欲

②怒り

③羨ましい気持ちや妬みの気持ち

になるようだ。なるほどすべてが当てはまる。ここは、階段を登り始める右側には

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修行大師(若き日の大師様の修行時代の御姿)像が建っている。

階段を登り終えると右側に、このように石柱には、仏舎利塔・百観音霊場と文字が刻まれている

石段を登ると石の門には、右手には「三密の道」・左手には「苦抜け門」と赤字で刻まれていた。あまり太るとこの門はくぐれない・・・なことはないけどね

まずは、門をくぐった後、右手の道を進んで行くと

第63番札所に到着する。お次は

もと来た道を戻り、左側の石段を登って行き、広場のような場所に到着

広場のような場所には、仏舎利塔がそびえ立つ

仏舎利塔の前には、高尾修験・根本道場がある。写真にも出ているが、修行道場につき入場はご遠慮くださいと書かれた注意がきがあった。どのような、修行なのか興味があるがこの日の目的は八十八大師様にお会いすることなので先に進んだ

ここには、番外霊場を含め22体の大師様がいらっしゃる。順序は、詳細案内の通りの順番でブログには載せる。48番・49番・51番・62番・43番・45番・54番・60番・47番・55番・番外霊場・44番・59番・58番・57番・52番・46番・53番・56番・42番・50番・61番。ちなみにこの順番は、大師像が並んでる順になっている。この場所も順番に写真を撮ったつもりであったが、なにせ、第何番の番号なのかが写真から判読できない大師像が数体(43番・54番・55番・番外霊場・44番・56番)あり何とも頼りないので判読できたものだけ順にのせているが、正確ではないのでご容赦願いたい。

判読不能の大師像6体・・・最後の像は違うと思う。もう少し丁寧に写真を撮れはよかったと反省

続いて、右側から女坂からの道と合わさる場所は、権現茶屋になる。この権現茶屋の向かい側の高台には、40番と41番の大師様がいらっしゃる。

大師巡りの最中であるが、2体の大師像よりもここの4種類のお団子についつい目が行ってしまう

酒も飲むが、甘いものも好きな私としては、これにも目が行ってしまう

いかんいかん・・・煩悩の一つである、「底なしの欲」の食欲が抑えきれない。気を取りなおして階段状に付けられた道を進む

40番と41番

杉苗奉納の芳名板 が並ぶ参道を歩いて行くと

四天王門が出て来る

高尾山中興開山俊源大徳の像がある

多聞天・広目天・増長天・持国天の仏教四大守護神の像が安置されている、四天王門をくぐると右側に有名な、大天狗と子天狗。

護摩受付所を左手に見て

仁王門へ向かう石段を登って行く。朱色の門が鮮やかである

正面には大本堂。もちろん、今回の山内八十八大師巡りが無事に結願できるようにお願いしたのは言うまでもない。

大本堂を正面に見て、右側回り込むように歩いて行く。鐘楼堂・愛染堂・聖天堂を通過すると

大師堂に到着だ。大師堂の前には、「般若心境」を唱えているハイカーがいた。こんな私でも、般若心境の触りの部分は聞いたことはある。

魔訶般若波羅蜜多心経 観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時・・・・・

まずは、裏右側(7体)には、34番・35番・33番・32番・31番・30番・36番とならんでいる。

続いて、裏左側(7体)には、24番・25番・26番・27番・28番・番外霊場・29番と並んでいる。

かなり怪しいのは、25番あたり。あとは番外霊場かな?ご容赦ください

こんなに長時間にわたり、高尾山内に滞在したこともなく、かなり疲れてきた。