気象庁から東京の桜(ソメイヨシノ)の満開の発表があったので、新宿区花園神社境内にある冨士塚に行ってきた。テレビで開花の報道がされていたので平日にもかかわらず大勢の桜目当ての人たちで賑わっていた。大鳥居からではなく、新宿区の有形文化財として登録されている、名工村田整珉により鋳造された神社をお守りするとされている銅の唐獅子が2頭並んでいる参道から入った。
どこかで頭に角が生えているのが、狛犬と聞いたことがあるのだが花園神社のホームぺージには、獅子と書かれていたので2頭とも獅子なのだろう
参道を歩いていく
左側に花園稲荷神社と刻まれた石柱が立っている。神社の境内にある小さな社は摂社・末社神社と呼ばれているようなのだが・・・
見事な桜が出迎えてくれた。昨年の新型コロナウィルス感染症が発生して以来早くも1年経ち、いまだに感染者数が減らないなんて事態になるとは昨年の今頃は夢にも思わなかった。これからワクチン接種が開始されるらしいが、早く平穏な日常が来ることを願いたい。
鮮やかな朱色の花園神社拝殿。
奉納された鳥居が立ち並ぶ、威徳稲荷神社。この鳥居を腰を少し屈めて進んで行くと異次元の世界に入っていくような気がする。実は、初めてここを訪れたときにこの鳥居をくぐって行きついた先が冨士塚と思ってしまった。
裏手から見るとこんな感じ・・・
本当の冨士塚は、大鳥居をくぐりすぐ右手にある。
入口右手には、藤圭子さんの圭子の夢は夜ひらくの歌詞がが刻まれた大きな丸みを帯びた石がある。
そして朱色で芸能浅間神社と刻まれた石柱もある。
そして、奥には冨士塚。数段の石段を登ると小祠
上から下を見てみると・・・今週末が見頃かもしれない
元講社の上のマークは、冨士講がそれぞれ持っていた「笠印(かさじるし)」なのだろうか。芸能浅間神社の方が、今は有名なのかもしれないが間違いなくここには富士講の歴史がある。
さらに別の石碑には、右側に富士浅間大神遙拝所(?)建設寄附者芳名と刻まれていた。
さらに近くには、二宮金次郎の石像もある。
桜の花は枝の先に咲くものですが、木の幹に咲く胴吹き桜
花園神社由緒記
今日はこの辺で