川乗山敗退の章③

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今までの流れ・・・

220からが、鬼の川乗山の始まりかもしれない。大根ノ山ノ神までの道も少々厳しいがここからの川乗山はしばらくは耐えないといけないことになる。踏み跡はよくわかるので迷うことはなく歩ける

露岩の間を通り抜ける。

木の根と露岩が絡まり合った道。登りは問題ないが疲れた脚での下山時は慎重に下りたい

210番に到着

210番手前の道と同じような道を進む

お次は木段道に変わる。意外と段差があるので道の弱そうな場所を選んで登って行った

200番に到着。

再び木段道・・・この後しばらくはこんな感じの道が続く。ここは踏ん張りどころだ

木段道を登りつめると一旦・・・ほんの一旦道が落ち着いた

そして緩やかな登りが始まる

190番に到着

190番を過ぎると、どこをどう歩いても歩けそうな道が現れるが、ここはなるべく右方向を注意深く見ながら進んで行く

180番の現れたら、指導標に従って川乗山方面へ

なるべく右側右側へと進む。川乗山へは、右方向の道を探しながら

道にはわずか残雪

またしても木の根が張り出す道。疲れた時の下り道では意外と根に足を引っかけて転倒なんてことにもなりかねない。帰り道は要注意や

左側にベンチが見えてきた。腰かけて休みたいところではあるが・・・

そそられたが・・・通過

そして、今日何度目?と思わず口をついて出てきそうな木段道。先ほどのベンチは、ここで一休みしてから木段道を乗り切りなさいの為のベンチだったのか~と納得してしまう

折れない心も持ち主ではないので、すでにギブアップ寸前に追い込まれる

確か、記憶違いでなければもうすぐ舟井戸・・・舟井戸付近にはベンチが複数基あったと記憶している(記憶違いではないことを祈りたいが)。こんどこそ、休憩しよう。

舟井戸へと歩を進めていくにつれて、積雪が現れて来る。ここ日影だからだろうと勝手に思いこんでこの日影道を過ぎれば雪はなくなるだろうなんて安易に歩いて行くと

ますます、道全体に雪が残っていた

舟井戸に到着辺り一面雪が残っている。

取り敢えず、左にみえるベンチまで行ってアイゼンを装着するかと思い道の真ん中を歩き始めるとすってんころりん。凍結していた。

ザックを中を、がさごそがさごそ・・・ないないないない・・・軽アイゼンもチェーンアイゼンもない!!どうする?どうする?確か?この先、積雪時でなくても凍結している下り道(道幅狭し)を通らないと川乗山には到着出来ないはず。とりあえずそこまで行って凍結していたら戻ろう

道の中央部は凍結しているので中央部を避けて歩いて行く

このあたりで急に雪がなくなったにしても、先ほどすっころがった時に尻を強打した所が急に痛み出してくる

前方中央部に建つ、川乗山の標識が見えてきた。

このまま、積雪がない事を祈りながら緩やかな登りを歩いて行く

まずは、最初の下り道には雪はない

木段道の登りにも雪はない。このまま山頂まで行けちゃう?なんて甘い考えが頭よぎった時に

次の下り道が現れた。道幅が狭いうえに凍結していそうなのでここで先に進むのを断念した。

あとは、来た道をなぞるように戻り、下山道は鳩ノ巣駅方面へ進んだ。登山口の手前にある民家の庭先に夏ミカンが、3個100円で売っていたのでアイゼンを忘れるの愚を忘れないように酸っぱいミカンを購入した。

なんだか閉まらい話だが、無事に下山できただけでも良かったと思うことにした。

家に帰り、軽アイゼンを袋から出してみると・・・なんと哀れな姿になっていた

もしアイゼンを持って行って、装着時にはベルトが劣化により切れていなくて、凍結場所で踏ん張った時に切れてアイゼンが足から外れたらと思うと怖いことになっていたかもしれない。結果オーライと言う事にしようすぐに、ネットで軽アイゼンを購入したことは言うまでもない。