二山で敗退した私が書くことではないが、日本の山には数多くの●●三山が存在する。よく知っていると思うが、この高水三山も、高水山(たかみずさん)759m・岩茸石山(いわたけいしやま)793m・惣岳山(そうがくさん)756mの三つの山のことを総称している。ただ、このコース上に、惣岳山に行く途中には、馬仏山(まほとけやま)723mという山もあり正確には、高水四山になる。ほかの三山の中にもきっともう一座あるにも関わらず●●三山と呼ばれているのではないだろうか?「●●四山」の「四」=「死」と連想してしまうので「三山」となってるのかはわからない。山の名前と関係ないとは思うが、病院によっては、病室番号501号室→502号室→503号室→505号室と付けられてるところがある。ただしその病院の病室の番号の三桁の一番前数字がその病院の階数の場合は、「4●●号室」と付けられていた。(でも、最後の桁の4は、上記のように番号がとんでいた。)話が、逸れてしまったが本題に入る。
その前に、今までの復習を兼ねて・・・
今回の山行の概略
青梅柚木苑池駐車場から高水山登山口入口
高水山登山口入口から上成木方面との分岐
入口からこの階段。正面には砂防ダム。
すでに戦意喪失。額から汗がボタボタと垂れる。すでに、ブログのタイトルを、「高水山を往復」
に変更するかとよからぬことを考え始めた。
すでに、カメラを持つ手も震えて(笑)ボケちゃってます。沢沿いの道を進んで行くと橋があり橋を渡ると、九十九折のやや急な坂道となる。
前を歩くダブルストックのハイカーに追いつき、しばらく後ろについて歩いた。
前を歩く、ハイカーさんが気がついたらしく道を譲ってもらったので先を急いだが、このあたりからさらに道が厳しくなって来た。
最近ストックは山に、持って行っていないがこの時ばかりは後悔した。前方に「高水山」の指導標が見えてくる。
道が少し優しくなって来るが、汗はとまらない。誰か~汗を止める方法があるなら教えて~
再び、道が厳しくなる手前に、ベンチが設置されていた。私の様なへなちょこのために少し休憩してから登れという事なのだろう。少し、休憩しようと思ったがここで腰かけたらしばらく立ち上がれそうもないので弱気の虫をぐっと堪えた。
木段道をこしらえてもらっているが、土が流失してしまってるので段差が少しあり疲れが倍増。
本当に初心者向けのコースなのか?と独り言。関東ふれあいの道と命名された道も時々あるくことがあるが、どう考えても「ふれあいの道」という名前とのギャップのあるコースも多々あるように思う。
急な木段道を登り切ると、道はほんの少しの間落ち着きをみせる。が・・・
ここも九十九折の急坂登りに変わる。本当に今日は、このコース厳しく感じる。当初の予定は、青梅丘陵と高水三山コースをドッキングする予定だったが、大汗かきなので、水分も人よりも多くとるので水をかなりザックに入れて登るため、今回は高水三山だけにした。結果、ここだけでも大苦戦しているので予定変更はよかったのだろう。もう少し、涼しくなったら挑戦してみよう。
登り切た先には、成木からの道を合わせる。さすがに、このベンチで少しの間腰かけた
上成木との分岐から常福院
この分岐から先は、緩やかな登りとなりやっと、道が落ち着きをみせて来た。
しばらく歩いて行くと、常福院経由の高水山と常福院を経由しない高水山の分岐に到着。少し悩んだが、「常福院をへて高水山」のコースを選択した。
平坦な道が続く
常福院の敷地に向かう分岐が現れた。
一礼して、東京都の重要文化財に指定されている常福院の本堂に向かう階段を登る。
仁王門をくぐり、本堂に向かう
剣和月伸宏 さんの『 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 』に登場する相楽左之助がつかう、巨大な刀の「斬馬刀」のような刀が飾られていた
常福院から高水山
本堂の裏手に回り、トイレを使わせてもらった。このコース唯一のトイレなのでここで用を足すのがいいと思う。
用を済ませて、高水山・岩茸石山と書かれた指導標に従い緩やかな坂を登る。相変わらず汗は止まらない。
人気のコースなのだろう。道は良く踏まれていた
この坂を登り切ると、東屋がある。山頂にはベンチが数基あるだけなので、複数人で登った時はここで、お昼でもいいと思う
初めて来た時は、この先すぐに山頂があると思っていたが、ところがどっこい木段道の登りあり
標高759mの高水山の山頂に到着。
山頂には、先ほども書いたがベンチが数基ある。この山頂は、電波中継施設あり、植林で覆われており眺めは良くない。このコースで、眺めがいいのは「岩茸石山」と文頭に書いた「馬仏山」になる。馬仏山は、伐採によって眺めがよくなった感じ
この時は、まさかこの後雨が降りだすとは思わず、岩茸石山→馬仏山→惣岳山→御嶽駅に下山する予定でいた。ここでも、休憩なしで岩茸石山に向かう。