日原鍾乳洞に潜入

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山に登れる日は雨降りで、登れない日は、晴れ・曇りの実に残念な巡り合わせが続く。こんな時は、雨が降っても行ける場所と言えば「日原鍾乳洞」に限る。「日原街道」は時折、道幅が狭く車がすれ違えない場所があるので待機場所があるところで、停車して通り抜けてもらいながら、「日原鍾乳洞」駐車場に車を停めた。ここは、東京都の天然記念物に指定されており、関東でも随一のスケールを鍾乳洞であり、年間摂氏11度と夏は涼しく冬暖かい洞内になっている。通路は、整備が行き届いているが、急な鉄階段も多く思っているよりも、ハードだった。駐車場から歩いて数分でこの看板の裏にある階段を下って行く

急な階段なので、雨などで滑ることがあるので慎重にくだる

入口で、入場料800円を支払い(ネットで割引券をプリントアウトすると700円で見学できる。)プリントアウトではなくJAFの会員証を提示しても同額の割引が受けられるそうだ。

「東京都教育委員会」による解説文にはこう書かれてあった

日原鍾乳洞は、日原川の支流である小川谷沿いの、石灰岩が高く奇岩奇勝となって両岸にせまった峡谷にあります。 現在一般公開されている部分は、ほぼ東西に延びる200m余りの旧洞と高低差30m余りの新洞です。旧洞内には、流水によって形成されたと見られるへこみのある岩石段丘がよく残されています。また、洞内の石灰岩にははっきりとした節理や断層が随所に確認されます。 新洞分岐点近くの「世紀の大断層」と呼ばれる断層は、洞壁に見事な鏡肌状の断層面が露出しており、「賽の河原の大広間」の天井には、南北にほぼ垂直の走向傾斜した断層が観察できます。この「大広間」は、はじめはこれらの断層に伴って形成され、その後地下水が溜まってできた地底湖の跡と考えられます。「賽の河原」と呼ばれる小高い丘は、天井から崩落した大小の岩塊が積もってできたものです。 この鍾乳洞は、断層による割れ目に沿って地下水が流れ、その浸食とともに溶食が進展して形成されたと考えられます。

 

入口に潜入

中が暗いと怖いので、念のため懐中電灯を持ってきたが、全く必要はなかった。ただし注意書にもあるように、天井の低い箇所も多々あるので「頭上注意」が必要になる。

見学券販売所で地図をくれるので地図を見ながら歩くのがいいと思う

あまりにたくさんの見どころが満載で、写真を撮りまくったが、とりあえずなるほどと思った場所の写真だけをアップする。想像力がないので名前と岩の形が一致しないと言うのが本当の所である

蓮華岩
船底岩

この手前には、水琴窟がある。

水琴窟とは・・日原鍾乳洞公式HPより引用
日本庭園の特殊技法のひとつといわれ、江戸の初期の庭師によって考案されたものなどといわれている。(造園家とも知られている茶人、小堀遠州が18歳のとき発明した「洞水門」という蹲踞(つくばい)がルーツともいわれている)  水が奏でる澄んだ不思議な音色は地中に埋めた水を張った瓶に手水鉢の水が滴り落ち、水音が反響して音をつくりだすものです。厳かな鍾乳洞の雰囲気の中で透明で優雅な音をお聞きください。

 

弘法大師学問所
三途の川

三途の川から階段登り

下り始めるとライトアップされている場所に出た。なんとなく、神秘的な感じがするのは私だけだろうか。死出の山へと続く階段

次は、十三仏の掛け軸

よくわからなかった・・・残念

さいの河原

何となく場違いと思われる「縁結び観音」。「死出の山」や「賽の河原」の近くにあるのは、違和感ありでした。

死出の山からの下り道を使い元来た道を戻る

途中、新道入口があり進んで行くと、ここから先は、鉄階段や石階段の連続となる。かなり急な道が続くので新道入口は、それなりの覚悟は必要だと思う。もちろん、新道を通らなくても出口に出られるので心配はない。

これぐらいの階段は、序の口

途中から、地図を見るのがおっくうになり、写真も階段のみとなった。

ここはかなりの難所。もちろん照明により足元は明るいので心配はない

バランス感覚が悪いので、手すりにつかまりながら下って行く。階段地獄を味わって、すっかり周りに目が行かなくなる。「雨降り岩」「積雲峡」「白妙峡」「村雨の間」「白衣観音」「金剛杖」等々見どころ満載の場所をすっかり見落としていたことを、あとから気がつく

まもなく出口

見落とし場所も多々あり、夏場の暑い時期にもう一度避暑兼ねて来ようと思う。

 

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